Papua New Guinea



日本から南へ約5,000km、赤道とオーストラリアにはさまれた 南半球の秘境、
本島の中央には4,000m級の山脈が連なる ダイナミックな地形をもつ国。 
大陸の中央で真っ二つに寸断された二つの国を持つこの大きな島は 今も国境付近で
紛争が続き、治安は依然流動的な状況です。ハイランド地方は治安が悪いようです。
ドイツ、イギリス、オーストラリアの順に統治下にあったこの国は1975年に独立を
果たした新しい国。

人口 519万人
首都 ポートモレスビー
人種 メラネシア人
宗教 キリスト教徒がほとんど
公用語 英語

アクセス 
日本からの直行便は成田から毎週土曜日の一便だけです。 オーストラリアのケアンズ、
香港、シンガポール経由がありますが 費用と日にちが掛かるので今回は成田出発。

8/9 JAL 名古屋--->成田
Air Niugini   成田--->Port Moresby  6:30
8/10 国内線 Port Moresby--->Madang  1:00
8/16 19:55pm 成田着
Port Moresby Airport Air Niugini 空から見た首都

ポートモレスビーを後に国内線にて リゾート マダンへ。 眼下にはただただ深い緑が
広がっていました。



Madang
ポートモレスビーから早朝便にてマダンに着いたのは朝7:10分、迎えの車で約20分の
海辺のマダンリゾート到着です。

白い船の左近辺 (Madang resort hotel) Madang airport

Madang resort hotel オーシャンビューの部屋

因みに;私達の部屋は海の見えないスタンドードでした、はい!



パラダイスバード(ゴクラクチョウ)
この国のシンボルであり、ニューギニア
航空のデザインマークにもなっています

残念ながらこれは違いますが
ホテルのプールサイドがお気に入りの
ようで人気者でした。どこかにに飛び立
って行くので自由です。






では ホテルを出て町?を歩いてみましょう。 
港近くのフィッシュマーケットです。大きな木々
の影になっているので皆が集まり易い場所。
現地のファーストフード的な物が売られている
町の大通り、商用車が通るぐらいでした。
自転車も見かけず、住民の移動手段は
徒歩。

前方の建物はスーパーマーケット
品物は豊富でした。が さすがに日本食は
なかったです。
海辺の村の交通はボートです。

船着場で子供達が水遊びしています 





マダンは入り江がきれいな海辺の町、でも もう一つ有名なものが
あります。 コウモリです。 果物を食べるフルーツバットです。
町の木々、ホテル内の木々、高い木を見上げると このように
いっぱいぶら下がっています。飛んでいる姿はカラスそのもの。
南のコウモリはでっかい。
夕方になるとフルーツを求め空一面に舞い上がり 異様な感じでした。
住民にとってこれらは食用なのです。 石をぶっつけて捕獲します。



では 興味津々 村の観光へ行きましょう。 

ビルビル村へ行く途中
蝶がたくさん飛んでいる
バタフライファームへ
寄りました。
写真中央の緑の蝶は
”マダンクィーン”
政府によって保護
されています。
映画 
ロビンソンクルーソーの
舞台になったところ。
イオウの臭いがきつい
川、あたりは国立公園
でした。乳白色のようで
透き通ったきれいな水
大きなうなぎのすみか
です。

ホテルから車で一時間ほどの ビルビル村へご案内します。
住民約400人の海辺の小さな村、 観光客に公開することで
収入を得ているのでしょう シンプルで小奇麗でした。
唯一お土産として売られていたものは 素焼きの土器
地べたに並べてありました。

伝統的祭典(シンシン)には各部族が集まり民族ダンスを競う
そうです。ラッキーでした。私達はその盛大な祭りのための
練習風景を見ることができたのです。

共同キッチン こもり




この民族ダンスは村人のだれもが踊れるわけではなく、その家族が受け継いで
いくのものだそうです。ちいちゃな彼女は恥ずかしそうにお母さん?のそばで
立ちんぼう、今日がデビューだったのかな? 





  パプアの思い出: 

民族ダンスを踊っていた若い女性に聞いてみた; 独身なの?って。
ヒェ〜ビックリ!7人の子供の母親でした。
17〜19才が平均 結婚年齢だそうです。 調べによると平均寿命
男: 57.2  女:58.7 
70?、80?と思っていた おじいちゃん、おばあちゃんって 40,50代か?
言えません、言えません、私達の年齢。。。

部族ごとに少しずつ言葉が違うようです。と言うことは村人の絆が深いことです。キッチンも風呂も共同なのです。
(風呂といってもドラムカンをでっかくしたものが地面に埋めてあり 雨水を溜めたもので ひしゃくで汲んで 
体にかけるといったシンプルなもの) 
皆の〜んびり暮らしています。道端でボーっとしている人たちも多いのです。
なぜか? 
一家族平均7〜9人の子供がおります。貧しい彼らは全ての子供達に教育を受けさせることが
できません。両親は一番賢い子を選び その子 一人を学校に行かせます。学費は政府からの
補助もありますが 残りは家族が支払わなくてはなりません。ほとんど現金収入を得ることがない
家族はその子の学費のために必死にお金を集めます。
選ばれた子供は必死に勉強します。そして学校を卒業し 仕事を得てからが大変!
家族全員の面倒をみなければならないのです。 
家族の中で現金収入を得られるのは その子だけです、親、兄弟は現金が必要になると
その子に集るのです。職場に無心に来る親 兄弟も多いです。 
その風景を見ました。ポートモレスビーの国内線でガードマンをしていた男性が父親?
おじさん?らしき人にお金を渡していたのを。
 これが現在のパプアです。これを(ワントークシステム)といいます。

 パプアの人たちは何をするにものんびりしています。
時間で動く私達は気を付けなければなりません。
例えば;チェックアウトは前日の夜に。

 リカーショップに驚いた!
売り場と客をしっかり鉄格子で分けてある。
治安の悪さを知った。



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