Liloan in Philippines

1999 08. 11〜17

Liloan in Philippines
リロアンはセブ島の最南端
にあります。国際空港のあ
るセブ、マクタン島から車で
たっぷり3時間掛かります。
小さな漁村で治安も良く住
民もフレンドリー、日本人客
も少なくリラックスできます
が、その代わり何もありま
せん、砂浜で貝殻を拾うぐ
らいですね!
ボートで約30分で向い側
の島ネグロス島 ドゥマゲッ
ティの町へ行けます。

フィリッピン航空にて、
成田-->Cebu



Liloan Beach Resort
リロアン.ビーチ.リゾート、 と
はいえ、8室だけのホテル、で
も家族的な感じでケアーしてく
れるので居心地満点。 それ
ぞれの部屋の前はビーチで眺
めは抜群に良し、ボートもここ
から出発なのでとても楽です。
左側が宿泊施設、右がレスト
ラン。 



リンダさんと;
ホテルの雇われオーナー リンダ
さんです。
お父さんが沖縄出身の日本人、
お母さんが現地人のMIXの彼女
は日本語ペラペラ。私より一つ年
下、  日本人があまり行かない
所として雑誌に載っていたので決
めたのですが その通りでした。
ドイツからのお客さんが帰ってか
らはホテルは貸し切り状態で
毎日彼女とおしゃべりしていたっ
け。。



ハナミノカサゴ
体長約25cm 美しい姿をしてい
るので よい被写体になるが、花
のようなヒレは毒針のようなも
の、ハチに刺されたように痛みは
続き患部は腫れあがりますよ〜
ぉ。



ハナヒゲウツボ (Ribbon eel)
サンゴ礁域の浅瀬に生息し 
性転換を起こすが それに伴
い体色を変える。 黒から雄相
の青色をへて 雌相の黄色に
変化する。 体長1.5m



カクレクマノミ (Orange Anemone-fish)
オレンジの体色に白い3本線
が特徴です。 大、中、小の家
族でイソギンチャクと共生生活
をしています。 性転換する魚
で生まれた時は皆オカマだそう
です。成長するにつれて変化し
 一番大きいものが”お母さ
ん”中サイズが”お父さん” ほ
とんどのクマノミはオカマのま
ま生涯を終えるそうです。

カメラを向けると一番大きいク
マノミが攻撃してきます、てっき
りお父さんだ!と思っていたの
に、海の中でもやっぱ母は強
し!ですね。



リンダ ポイントにて
ホテルのオーナー リンダ
さんが開拓したダイビング
ポイントです。 ここはネグ
ロス島のドゥマゲッティ市内
とアポ島行きボート乗り場
の中間に位置し ビーチエ
ントリーのポイントです。
新しいのでまだ荒らされて
おらず ツノダシ、アヤコシ
ョウダイ、小ぶりのギンガメ
アジの群れ等潜ってすぐに
見られます。
(リロアンからドゥマゲッティ
はボートで約30分)



スミロン島
ガイドのビボイです、彼は19
才、9人兄弟の一番上でとて
も家族思いの青年。エピソー
ドで彼について書きました。



エピソード
フイリッピンは子沢山の家庭が多いので
す、リロアン.リゾートのスタッフは全てが若
い子達でした(10代の)。
ダイビングガイドのビボイも19才、ダイビン
グ中に”タコ”を見つけるとガイドの仕事を忘
れ、タコ取りに夢中になるのです。まだ子供
だなぁ、と諦め彼を見守っていました。ダイ
バーは獲物を取ることを禁じられています、
がここでは貧しさの為に黙認されているよう
でした。 彼曰く;”誰かに取られるのだから
その前に僕が取る”と。 ある日は1ダイブ
全てタコとの闘いで終わりました。獲物は
その日の夕食にフライとなってテーブルに
上りましたが 硬かった!!
残りの半分は 彼が家へ持ち帰りました。
ダイビングしながら兄弟達のおかずを考え
ている優しい”ボクちゃん”でした。 でもちょ
っとはダイバーのこと考えてよね! とはい
え私達夫婦もしっかりタコ取りに夢中デシタ
ワ、。。 
リンダさんに聞いたのですが 子供達の給
料をせびりに 時々彼らの両親がやって来
るそうです。皆家族の為に一生懸命働いて
いました。貧しい子供達を見ると施したくな
るのが私達日本人の悪い癖。愛嬌の良い
子に物が集中しがちです、が リンダさんが
うまくマネージしておられました。