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カリマンタン(ボルネオ)島の北東
部 セレベス海に浮かぶシパダン
島はマレーシアNo.1のダイビング
スポットで 世界中のダイバー憧れ
の島です。 海底火山の爆発で深
海から円柱形に隆起した島は大海
原の中の理想的な海中地形を有
し、ボートで数分のポイントで大物
を見ることができる。
徒歩で20分の小さな島ですが た
どり着くまでの長かったこと、
マレーシア航空にて
名古屋-->クアラルンプール(7時間)
-->コタキナバル(2時間30分)一泊
-->タワウ(45分)
車にて-->センポルーナ(約2時間)
ボートにて-->シパダン島(1時間) |
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センポルーナの港からシパダン島
に出発して間もなく この風景に出
会いました。 海の部落です。
これらの家々は大海原にゴミのよ
うに集まっており、貧しさを強調して
いるようで 複雑な気持ちでした。 |
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歩いて20分ほどの小さな島
に6件のホテルがあり、その中
でもドロップオフに一番近いの
がこのプラウシパダンリゾート
です。
タンクを背負って数歩でビー
チ、そしてすぐにダイナミック
な海を味わえます。
写真左側がレストランとダイビ
ングセンター、右側が宿泊施
設のコテージです。後の森の
中にこのようなコテージが数
十軒あります。 |
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ビーチから歩いて3〜4分の森
の中、私達が泊ったコテージで
す。皆同じような建物なので
時々迷いました。
木造コテージで高床式、エアコ
ン、冷蔵庫等 文明機器全て
なし、あるのはベッドと水洗トイ
レ そしてシャワー(弱塩水)だ
け。
夜中には”蚊”は来るし、やっと
寝ついた頃には すごい音で
起こされるしで寝不足の毎日
でした。
時々木の実が屋根を直撃する
のです、ラジオ、TV,楽器、何
もない静かな島の静かな真夜
中に 落ちてくる木の実は心臓
に悪いワ! |
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シパダン島とマブールの近く
にある小さな砂地の島で 潮
が満ちると水没してしまう
水上ホテルです。メインな建
物がレストランでそれを中心
に桟橋が伸びており各コテ
ージにつながっています。
毎回シパダン近辺で潜って
いましたが この日はマブー
ルへ出かけ、ダイビング後
ここへ寄りました。 もちろん
360°青い海です、通りぬ
ける風も爽やかでした。 |
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カンムリブダイ (Bumphead parrotfish) |
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体長約80cm なんとも言えな
いみぐるしい顔ですね!
この出っ歯でサンゴをバリバリ
食べます。水中でかじる音が聞
こえます。 昼間は食べ物を求
め移動し、夜は私達が宿泊した
ホテル前のドロップオフに戻っ
て それぞれが岩の隙間で静
かに寝ていました。彼等に会う
為ナイトダイブしました。
ライトをあてると体色はグリーン
できれい!触って見ました、ヌ
ルヌル。 |
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夜明けを待ち、早朝(5:30)
エサを求めて移動します。ここ
では約200匹が団体行動を
取っていました。 彼らの移動
を見るために早朝ダイブにト
ライ、
それぞれの岩陰から集合場
所に集り、そして 列をなして
どこかへと移動して行くのでし
た。不思議な光景でした。 |
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シパダンは海ガメの宝庫、あち
こちで見ることができます。
稚ガメの時はプランクトンや浮
遊性の生物(クラゲ、オキアミ
等)食べますが 成長すると草
食性になります。 |
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あちこちに います。
一度カメと競争してみまし
た、 ”アッ”と言う間に抜か
されました、陸上でドンクサ
イ彼等、速い!
ホテル前のドロップオフに
て、 |
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体は流線型で大きな口に鋭い
歯が目立ちます。
他の魚やイカを食べ 大群で
行動しています。
大型の物は1mを超し、グレ
ートバラクーダーは2mにもな
るとか。 |
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ベラ科の仲間で 一番大きい この
ナポレオンフィッシュは最大2mに
も成長します。 人を恐れないので
ダイバーに人気が高い。 |
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アジ科の魚は流線型で泳ぐ
のが速く たいてい群れで行
動しています。 肉食で 小
型種は動物性プランクトン
を、大型種はイワシ、ニシン
等他の魚を食べます。
上の方にカマスいます。 シ
パダンはさすが魚影が濃
い! |
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シパダンの海は充分に楽しませてくれまし
た。無制限ダイブでバディーと共に自由に
潜れる、ガイドを気にしないでゆったりダイ
ブできる、ダイバーの天国でした。
海は抜群に良し! が、ホテルは最悪!
その時は日本のお盆休みで、日本人客が
多く 叉特にリピターが巾を利かせていたた
め、初めての私達にとっては居心地の悪い
場所でした。何もない小さな島では 食べ
るか、潜るかの二つです。食事は毎回ビュ
ッフェ スタイルで 時間が決められていま
した。 トレイを持って並ばなければなりま
せん。 着いたその日は皆と並びましたが
次の日は並ぶのがいやで1時間遅れてレ
ストランへ行ったのです。 ありゃぁ〜〜!
何〜んにも残っていない! スタッフがお粗
末なラーメン(具のないインスタント麺だけ)
を作ってくれました。時間を守れ!といやみ
を言われ、小さくなって麺をすすりました。
だって この島で餓死は情けない! 部屋
でもくつろげません、蒸し暑いし、蚊は来る
し、で
そんな訳で海に潜っている方が快適でし
た。
睡眠不足のうえに一日5回潜ったこともあ
り、体は相当疲れていたのでしょう、主人が
帰りの飛行機の中で体長不良を訴えまし
た。帰国後彼は肺炎で10日間休養するこ
とに。 |
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